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びっくり

水・塩・光が香水に。新宿で8つの香りを巡る展示

銀色の円柱什器に香水ボトルが並ぶ白い展示空間。奥の壁面に花や水を思わせる図柄、左側に人物写真と説明文が掲示されている。
ISSEY MIYAKE SHINJUKU | SHIKAKUのフレグランス特別展示、会場風景。©Masaya Yoshimura

水、塩、そして光。伊勢丹新宿店で開かれている香水の展示は、そんな自然の要素を出発点にしている。会場に並ぶのは、1992年から2026年に発表された8種類のフレグランス。同じシルバーの什器に置かれたボトルを、角度を変えて眺められる。香りを選ぶ前に、まず一本の形に目を向けたくなる展示だ。

舞台は本館2階の「ISSEY MIYAKE SHINJUKU | SHIKAKU」。10月16日に始まった特別展示では、水をテーマにした「ロードゥ イッセイ」、塩に着想を得た「ル セルドゥ イッセイ」、今年生まれた「ルミエールドゥ イッセイ」の3シリーズを紹介している。新作のコンセプトは「光を纏う」。目に見える明るさを、香りではどう表すのか。それぞれの出発点を知ってから試すと、比べてみたいところが増えそうだ。

会場には香りを自由に試せるスペースがあり、調香師やデザイナーのインタビュー、イメージ動画も見られる。ボトルの姿、作り手の言葉、実際に嗅いだ印象。その三つを自分の中でつなげながら回れる構成で、商品を購入することもできる。友達と訪れるなら、同じ一本から何を思い浮かべたか話してみるのもよさそう。好みが一致するかどうかも、その日の小さな発見になる。

開催は11月14日まで、時間は10時から20時。新宿で夜の待ち合わせをする日の、少し早い寄り道にも組み込める時間帯だ。買い物の候補を決める日にも、香りの作り方に興味を持った日にも、入口はある。水や塩から、どんな香りを想像するだろう。目で見た世界と鼻で感じた世界のずれまで、持ち帰る話題になりそうだ。

資生堂公式発表(2026年10月16日)