茶室で入れた花を、家に持ち帰る。四谷の非公開茶室で学ぶ90分
お茶をいただく客になり、今度は客を迎える花を自分で入れてみる。四谷の大日本茶道学会で11月27日に予定されている「おもてなし編」は、抹茶と和菓子を味わう体験に、茶花を入れる実習を組み合わせた約90分のプランだ。実習で使った花はお土産として持ち帰れる。茶室で触れた季節を、帰宅後にも振り返るきっかけになりそう。
舞台は、徳友会館の本部教場にある通常非公開の茶室「露庵」。ビルの中にありながら、茶室へ向かう露地や腰掛待合を備えているという。教場長の田中仙融さんから作法や所作の説明を受け、床の間では季節の花を入れる。見るだけでは気づきにくい、客を迎える側の準備にも手を動かして触れる内容になっている。
11月のテーマは「炉を開く」で、茶花の案内には焼物の花入と椿が挙げられている。別に用意されている「茶室体験編」を先に受ける必要はなく、初心者も興味のある回から参加できる。両講座を順番に申し込まなければ入れない、という仕組みではない。
料金は1人7,500円から(税込)で、花材、抹茶、生菓子などを含む。催行人数は1〜5人、予約は開催5日前までで、クレジットカードによる事前決済となる。開始時刻は日によって異なり、11月27日の具体的な時刻と残席は予約画面で確認が必要。開催168時間前を過ぎたキャンセルは料金の100%がかかる案内だ。
会場は新宿区左門町20番地、四谷三丁目駅1番出口から徒歩約5分。対象は16歳以上で、18歳未満は保護者同伴と双方の料金が必要になる。白い靴下か白足袋、花を持ち帰る袋を用意し、アクセサリーや時計は体験前に外す。茶室内の撮影は禁止なので、写真を撮る予定より、花や道具を自分の目で見る時間として訪れたい。