上映前に話すか、観たあとに語るか。歌舞伎町のラウンジは「どちらか一方」
映画の前にゆっくり集まるか、観たあとに感想を話すか。109シネマズプレミアム新宿の「OVERTURE」は、CLASS Sの鑑賞者が前後のどちらかで利用できるラウンジだ。上映前にも上映後にも続けて使える、という案内ではない。映画と一緒に、会話をする時間も選ぶ仕組みになっている。
劇場の公式告知は2025年10月6日付で、同日からのサービス変更を案内している。10月29日に本文を確認したが、今週始まった新サービスという話ではない。入口になるのはCLASS Sの利用で、対象外の作品や上映回もある。ギフトチケットでも、CLASS Aの座席へ引き換えた場合は対象にならないため、券の名前だけで判断せず、自分が選ぶ席と回を確かめたい。
案内上の開店は毎日10時30分、閉店は日〜木曜が22時30分、金・土曜と祝前日が25時。利用できるのは上映開始の1時間前からで、最終入店は閉店30分前までとなっている。夜の映画を観てから寄るつもりなら、作品の終わる時刻とラウンジの最終入店を並べて考える必要がある。鑑賞日当日限りで、満席なら待つ場合や利用できない場合もある。
上映前なら、これから観る作品への期待を話す時間に。上映後なら、気になった場面や、それぞれに残った言葉を持ち寄る時間に。同じ映画を観ても、語りたくなるところは違うかもしれない。ラウンジをいつ使うかを決めることは、その日の映画にどんな会話を添えるかを決めることでもある。