買い物の記憶が、タータンの本に。伊勢丹が11月4日から文章を募集

誰と行き、何を選び、そのとき何が見えたか。伊勢丹での買い物の記憶を文章にすると、タータン柄をまとった紙の本に載るかもしれない。創業140周年の記念文集企画「わたしはわたしの買い物を愛す」が、11月4日から文章を募集する。三越伊勢丹ホールディングスが10月28日に発表した、買う側の思い出が本の一部になる企画だ。
募るのは、伊勢丹で選んだもの、一緒に出かけた人、見た景色や過ごした時間などの記憶。寄せられた文章から選ばれたものを、審査員の書き下ろしエッセイや、過去の文人が残した記述とともに一冊へまとめる。完成した文集は掲載者へ贈られるほか、各店舗や図書館にも寄贈する予定。自分の買い物の話が、ほかの人の記憶と並ぶ仕組みになっている。
募集期間は11月4日から11月24日までで、募集サイトも11月4日に公開予定。審査員には角田光代、長谷川あかり、皆川明が名を連ね、編集長は幅允孝、装丁・デザインは尾原史和が担当する。10月28日の発表本文には応募文字数や投稿手順、掲載に関する詳しい条件は載っていないため、公開後の募集案内を確かめたい。
伊勢丹は11月5日に創業140周年を迎える。今回の募集では、買った商品だけでなく、その場で一緒に過ごした人や時間も題材として挙げられている。思い出の品が手元にあるなら、選んだ理由や当日の場面をたどってみると、書きたいことが見つかるかもしれない。応募を考える人は、まず一つの買い物の記憶をメモしておくのもよさそうだ。